今回は特にHIPHOPを聞きはじめたばかりの方におすすめしたい
「これを聞けば間違いない！洋楽HIP HOP（ヒップホップ）の名盤」です。
これまで聞いたHIPHOP（ヒップホップ）のアルバム中で名盤だと思ったアルバムを洋楽のHIPHOPを中心にご紹介したいと思います！どのアルバムもHIPHOPの名盤であることは間違いないとおもいます。
それでははまずHIPHOPの名前の所以や歴史についても少し調べましたのでご紹介します。
Contents
- 1 そもそもHIPHOPって何？
- 2 A Tribe Called Quest 『Midnight Marauders』 1993年
- 3 Slum Village 『Fantastic vol.2』2000年
- 4 COMMON 『BE』2005年
- 5 Kanye West 『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』2010年
- 6 Jay Z 『Blue print 3』2009年
- 7 Jay Z 『The Black Album』2003年
- 8 Nas 『Illmatic』1994年
- 9 Drake 『Thank Me Later』2010年
- 10 Chance the Rapper Coloring Book 2016年
- 11 The RH factor 『HardGroove』 2003年
- 12 Talib Kweli 『Eardrum』2007年
- 13 I.N.I. 『Center Of Attention』 1994年リリース予定だった
- 14 Little Brother 『The Listening 』2003年
- 15 Jay Dee (J dilla) 『Welcome 2 Detroit』 2001年
そもそもHIPHOPって何？
ヒップホップ (hip hop) は、1970年代のアメリカ合衆国ニューヨークのブロンクス区で、アフロ・アメリカンやカリビアン・アメリカン、ヒスパニック系の住民のコミュニティで行われていたブロックパーティから生まれた文化。
80年代には、ヒップホップには三大要素があると言われていた。ラップ、ブレイク・ダンス、グラフィティ・アートがその構成要素である。現在ではMC、DJ、ブレイクダンス、グラフィティが四大要素であるという説もある。これにスクラッチとブレイクビーツが加われば構成要素は、ほぼ出そろう。hipはかっこいい（スラング）、hopは（ぴょんと）跳ぶ/跳躍するという意味で、アフリカ・バンバータは、音楽やダンスのみならず、ファッションやアートを含めた黒人の創造性文化を「黒人の弾ける文化」という意味を込めてヒップホップと呼称した。これは1974年11月のことだったとされる。このことから、11月を「Hip Hop History Month」として祝う習慣がある。
今はかなり幅広い意味で使われるているヒップホップですがラップ、ブレイク・ダンス、グラフィティ・アートの四大要素があるんですね。
（HIP）カッコイイ（HOP）踊れるみたいな意味は今でも通じるところがあります。
掘り下げると長くなるので、ここまでにして早速ヒップホップの名盤アルバムをご紹介したいと思います。
名盤のアルバムと言っても年代によっても違うかもしれませんがこれまで聞いていて「本当に良い」と思ったアルバムをご紹介します！
A Tribe Called Quest
『Midnight Marauders』 1993年
ヒップホップ
まだHIPHOPをあまり知らない学生の頃ジャケ買いしたアルバム。
聞いてびっくり、これまでのHipHopのイメージを変えてくれたHipHopが好きになるきっかけになった1枚。2枚目の「The Low End Theory」と迷いましたが大好きな「Midnight Relaxation」があるこちらをチョイス。
ほんとかどうかわかりませんが、かのPharrellもA Tribe Called Questを聞いてHiphopをやろうとおもったという逸話も聞いたことがあります！
A Tribe Called Quest 『Midnight Marauders』
A Tribe Called Quest – Midnight Relaxation
A Tribe Called Quest – Midnight Relaxation
Slum Village
『Fantastic vol.2』2000年
ヒップホップ
こちらも説明不要のslum village（スラムビレッジ）のclassic。
あまりの出来にThe Rootsのクエストラブが嫉妬したという名盤にふさわしいアルバムです。
Jay Dee(J Dilla)の素晴らしい曲の数々。
ドラム、グルーブすごいです！！黒い。
よく聴いたな〜。
かなり好きなアルバムです！
Slum Village - Fantastic vol.2
COMMON
『BE』2005年
ヒップホップ
Kanye West（カニエウエスト）のレーベルGood Musicから発売され、ほとんどがKanye proで2曲がJ dilla proという今考えると本当に贅沢すぎるアルバム。1曲目試聴した時からやられたのを覚えてます。
もしかしたら一番聴いたアルバムかもしれない。。。
Kanye先生もJ DillaももちろんCommonも素晴らしすぎる！
全曲おすすめの大好きなアルバム。
前前作の名作「Like Water for Chocolate」も素晴らしい名盤！
Common - Be
Kanye West
『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』2010年
ヒップホップ
Kanyeはどのアルバムも素晴らしいですが、これは凄すぎました。
HIPHOPというかサンプリングの1つの到達点というか、そういった凄みを感じれるアルバムだとおもってます。
かのDrakeもこの10年で一番の傑作と言っただけはあります！（2019年現在は仲悪いですが。。）
本当にいいヒップホップアルバム！名作！！
全曲おすすめですが動画のある曲は
『Kanye West – Runaway ft. Pusha T』
『Kanye West – Lost In The World ft. Bon Iver』
Kanye West – Runaway ft. Pusha T
Kanye West – Lost In The World ft. Bon Iver
Jay Z
『Blue print 3』2009年
HIP HOP ヒップホップ名盤
こちらもKanyeWest（カニエウエスト）とNoID師匠が大きく関わったJay-Zの傑作。
プロデュース陣はKanye,NoID,Neputunes,Swizz,Timbalandとさすがの豪華すぎるメンバー。
ゴっリゴっリの名作名盤アルバム。
全曲いいですが2曲ピックアップ
『Jay Z – Empire State Of Mind』『Jay-Z Feat. Mr. Hudson – Young Forever』
Jay Z – Empire State Of Mind
Jay-Z Feat. Mr. Hudson – Young Forever
Jay Z
『The Black Album』2003年
HIP HOP ヒップホップ名盤
続いてもJay-Zの傑作にしてヒップホップの名盤『The Black Album』。
プロデューサーはKanyeWest、JUST BLAZE,NEPTUNES、Timbaland,Eminemなどかなり豪華。
9th wonderも参加しています。
クラシック揃いのアルバムです。
このアルバムからはこの2曲。
『Dirt Off Your Shoulder』『Encore』
JAY-Z – Dirt Off Your Shoulder
JAY-Z – Encore
Nas
『Illmatic』1994年
HIP HOP ヒップホップ
こちらは言わずもがなのClassicの中のClassicですね！
もう改めて説明することはないですが、ものすごく聞いたアルバムです。
特にIntroからprimoのNY state of mindの流れ、そしてQ tip のOne Loveが好きでした。
プロデューサーはラージ・プロフェッサー、DJプレミアそしてQ tip等豪華です。
ヒップホップのクラシックの中のクラシックといえる名盤アルバム。
Nas – Illmatic
Drake
『Thank Me Later』2010年
HIP HOP ヒップホップ
今や知らない人はいないんじゃないかという人気アーティストDrake（ドレイク）の1stアルバム。
これでまた１つ時代が変わった気がしたそんなアルバムです。
Drakeのアルバムはどれも好きですが、このアルバムは特に好きです！
プロデュース陣も豪華で盟友Boi-1daと Noah “40” Shebib 、KanyeWest,Swizz Beats,Timbalandという面々。
そしてFrancis and the Lightsが「Karaoke」というのがまたにくいです!
Drake – Thank Me Later
Chance the Rapper
Coloring Book 2016年
HIP HOP ヒップホップ
Chance the Rapper（チャンスザラッパー）の2016年の躍進はすごかったですね！
その年のグラミー賞の新人賞、「ベストラップパフォーマンス」、「ベストラップアルバム」を3部門受賞。しかもメジャーレコードと契約していないインディペンデントのアーティストということでかなり話題になりました。
「Coloring Book」はChance the Rapperのこれまでの集大成のようなアルバムで本当に良いアルバムです。
HIPHOPがなんとなく暗い印象の曲が多くなっていた中に暖かさのあるHIHOPが戻ったような印象も受けました。
まだまだこれからが楽しみなアーティストです。
ちなみにこのアルバムは当初フリーダウンロードでリリースされました！
Chance the Rapper - Coloring Book
The RH factor
『HardGroove』 2003年
HIP HOP ヒップホップ、ジャズ
故Roy Hargrove（ロイ·ハーグローヴ）がリーダーといえるRH Factorの名盤アルバムです。JazzからHiphopへの回答的な意味でご紹介。
ジャズの名門レーベルVerveからリリースされました。
現在活躍するRobert Glasper等色々なJazzアーティストに影響をあたえたであろう作品です。
Robert Grasperも好きですが、やはりロイハーグローヴいいです！
参加アーティストは主にSOUL QUARIANS ソウルクエリアンズの面々。Common,Eryka Badu,Q-tip,D’angeloとかなり豪華。
洋楽 生音ヒップホップが好きな方はおすすめです！
The RH factor – HardGroove
Talib Kweli
『Eardrum』2007年
HIP HOP ヒップホップ、ジャズ
名作「Quality」かさらにMos Defの「Black on Both Sides」迷いましたが、今回はEardrumにしました。
このアルバムプロデュース陣がすごいです。
Kanye,Just Blaze,Madlib,Pete Rock,Terrace Martin,Will i am,Hi-Tek,DJ Khalil
そしてSa-Ra。
アングラとメジャーの一流が集まっております。
聞き飽きない名盤です！
Talibさんは今でも良い作品を作り続けてますね。
そこも好きなところです！
Talib Kweli – Eardrum
I.N.I.
『Center Of Attention』 1994年リリース予定だった
ヒップホップ
Pete Rockが全曲プロデュース。I.N.I. のメンバーはGrap、Marco Polo、Rass、Rob-O。
PeteRockの良さがこれでもかと入ったトラックの数々。
最高にかっこいいです！
I.N.I.
今amazonで手に入るのは昔と違うBBEからでたタイプのジャケのようです。
Little Brother
『The Listening 』2003年
HIP HOP ヒップホップ
Drake（ドレイク）にも影響を与えたというPhonteそしてBigPoo。エリカバドゥやディスティニー・チャイルド、Jay-zのプロデュースもしている9th WonderからなるLittle Brother。
このアルバムが1stにして傑作の名盤。
Little Brother – The Listening
Jay Dee (J dilla)
『Welcome 2 Detroit』 2001年
HIP HOP ヒップホップ
BBEから発売された名盤中の名盤。
フワフワとした浮遊感と漆黒のグルーブが渦巻いてます。
ブラックミュージックが好きな人は避けて通れない素晴らしい傑作です。
ジャケも含めこの頃のBBEは傑作が多いです！
全曲おすすめですが今回は
『Y’all Ain’t Ready』『Rico Suave Bossa Nova』
Little Brother – The Listening
HIPHOP詳しい方は比較的メジャーなものばかりで少し退屈だったかもしれませんが。。
洋楽ヒップホップの名盤徐々に更新していきたいとおもいます！
他にも音楽の記事を以下にも書いてます。
聴いておきたい洋楽の名盤！2017年ベスト アルバム更新中 ➝
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