こんにちは。
京都は観光スポットは多く、美術館などは後回しになることが多いとおもいますが、是非寄ってもらいたいところをご紹介します。
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河井寛次郎記念館
河井寛次郎(1890-1966)は大正から昭和にかけて活躍した陶芸家です。日本の近・現代を代表する作家であると同時に、民藝運動の最初期からの推進者でもありました。
島根県能義郡安来町(現安来市)に生まれ、東京高等工業学校窯業科を卒業後、京都市立陶磁器試験場に入所しました。
大正9(1920)年には、京都五条坂に窯を構え、本格的に作陶を開始。こちらが記念館となります。
大正末期頃からは、柳宗悦(1889-1961)、濱田庄司(1894-1978)らと共に「民藝」という新語を創造し、民藝運動を草創期から担っていくこととなります。
そして、各地の職人達による工芸の美に感銘を受け、糧として感得していった河井は、用と美が共存した作品を生み出しました。
ここは旅行でもわざわざ行く価値のあるところだと思います。
暮らしのもの、民藝、器、インテリア、アートが好きな方にはぴったりなところです。
美術館と違い、河合寛次郎さんの暮らしの中にある美といいますかこだわりを感じることができました。
インテリアのデザインも寛次郎さんが手がけているものが多く、その他にはない有機的なデザインはとてもおもしろかったです。
京都の街中で焼かれた陶器の数々や後半に手がけた木の彫刻など気づいたら時間が過ぎてしまいます。
海外の方も多く、有名な美術館というわけではないのに、よく調べたなーと関心してしまいました。
夏に行ったんですが冬にも行きたいとおもいました!
今年は没後50年という年で企画展も多いです。行かねば。
・大阪日本民芸館 2016秋季展「河井寛次郎」
・美術館えき 「没後50年 河井寬次郎展 」
河井寛次郎記念館
所在地: 〒605-0875 京都府京都市 東山区五条坂鐘鋳町569
電話: 075-561-3585
営業時間: 本日営業 · 10時00分~18時00分
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