嵯峨野　嵐山の奥京都

前回の「おすすめの嵐山観光」に続き今回は嵯峨野のおすすめ観光スポットをご紹介します。

【紅葉の嵯峨野・嵐山はこちら】→

個人的にはかなり好きなエリアで、観光スポットといっても嵐山と違いこちらは随分静かな印象です。

桜と紅葉の時期以外はゆっくり見れると思います。

嵐山からも近いので1日で嵐山の後、嵯峨野も回れますよ！

それでは

Contents

1 祇王寺
2 化野念仏寺
3 二尊院
4 平野屋
5 愛宕念仏寺（おたぎねんぶつじ）
6 大膳
7 phyllis dillon – close to you
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祇王寺

苔がとても綺麗な寺です。京都のお寺には苔があるところが多いですが、こちらは行ったときも年配の女性が2人で丁寧に管理していました。ここに行った後他のお寺で苔をみても違うなと思うほど綺麗で種類も豊富です。小さいですが静かでとてもおすすめなお寺です。

祇王寺は平家物語にも出てくる歴史のある寺院です。

祇王寺は竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、『平家物語』にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られております。祇王寺は昔の往生院の境内にあり、往生院は法然上人の門弟良鎮によって創建されたと伝わっています。山上山下にわたって広い寺域を占めていた往生院も後年は荒廃し、ささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれるようになりました。

引用：祇王寺HP

祇王寺の苔

化野念仏寺

祇王寺近くの化野念仏寺。境内の約8000体という夥しい数の石仏・石塔があります。

日本古来の景観が見る事ができます。またこちらには美しい竹林もあり、人も少なくとても良いですよ！

化野念仏寺の由来は以下のようです

「あだしの」は「化野」と記す。「あだし」とははかない、むなしいとの意で、又「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図している。

引用：化野念仏寺HP

化野念仏寺

化野念仏寺　竹林

二尊院

二尊院（にそんいん）は、紅葉でも有名なおすすめ観光スポット。
嵯峨野に入って途中で目に留まると思います。
門からの景色だけでも楽しめますが中もいいですよ！

「二尊院」は紅葉の名所としても有名で、百百人一首にも詠われた小倉山のふもとにあります。

寺名のもととなっている二尊は、極楽往生を目指す人を此岸から送る「発遺の釈迦」と、彼岸へと迎える「来迎の弥陀」の遺迎二尊です。
この思想は、中国の唐の時代に善導大師が広めた「二河白道喩」というたとえによるもので、やがて日本に伝わり法然上人に受け継がれました。

引用：二尊院HP

京都嵯峨野二尊院

平野屋

苔のある屋根に、歴史を感じる外観。鮎料理の店として四百年の歴史があるとのことです。
愛宕神社の参拝道でもあり、茶屋としても有名で、その名物「しん粉」を戴きました。

外観だけでなく、提灯は辻村ジュサブロー作、田山正南の書画、使われている器など、みどころは多いです！

しんこ　お抹茶付き　と　甘酒　を頂きました。

「しんこ」は、毎朝、奥戸（京言葉で、お釜）さんを使い、餅米ではなく、お米を茹でて作られるお団子でここの名物の１つです。
ニッキ、抹茶、無味の白、粉に三色の味がつけられています。そして、それに黄な粉、黒砂糖、２種のソースをつけながら戴きます。
甘酒も想像以上。見て目華やか、米麹が形を残し、旨み甘みが強い最高級の逸品です。他の甘酒がものたりなく感じますよ！

平野屋しんこ

平野屋

愛宕念仏寺（おたぎねんぶつじ）

愛宕念仏寺（おたぎねんぶつじ）最後に載せましたが、嵯峨野めぐりの始発点として知られる観光スポットのようです。
千二百体とも言われる地蔵は一見の価値ありです。
化野念仏寺（あだしのねんぶつじ）まで来たら是非寄ってもらいたいです。

愛宕念仏寺（おたぎねんぶつじ）の名前の由来は土地の名前からのようです。

今の京都の四条の西院から東山方面にかけてを、
昔は愛宕郡と言いました。奈良時代の末、今から約1250年前に、
聖武天皇の娘の称徳天皇がここに寺を建てます。
愛宕(おたぎ)の地に建てられたので愛宕寺と言いました。

　ところが平安時代の初めに、鴨川の洪水で全て流れて
廃寺となってしまいます。その復興を命じられたのが
天台宗の僧　千観 (918～984) です。千観さんは、
いつも念仏を唱えていたので、民衆から念仏聖人とよばれ、
このことから寺名を愛宕念仏寺とよばれるようになりました。

引用：愛宕念仏寺HP