美しい枯山水庭園「重森三玲庭園美術館」へ

今回は重森三玲庭園美術館をご紹介します。

ご存知の方も多いと思いますが重森三玲は昭和期に活躍した日本の作庭家・日本庭園史の研究家です。
東福寺の庭で有名ですが、方丈庭園は1939年の初期の作品で、
重森三玲庭園美術館の庭は1970年の作品で晩年の作品になります。
ちなみに最晩年の作品は松尾大社の作品との事です。

10時半ごろ美術館に到着すると11時開門とあり、門が閉まっていたので、フラフラと散歩して
11時頃もどると10名近くの人が待っていました。
庭の横を通り、料金を回収後、建物の中へ。

なんと縁側の下板はケヤキの1枚板！1,2人ずつゆっくり登って部屋にはいります。
建物の中は撮影禁止ですが、交流があったとされるイサム・ノグチ氏がこの部屋のためにデザインしたという
ライトが2つありとても部屋とマッチしていました。
一通り説明を聞きながら、一番庭がよく見えるという席を交代で座って庭を写真撮影できます！

庭に使われている岩は徳島県吉野側の上流の岩で緑色片岩（青石）と言われるものだそうで、
どれも彫刻などされておらず自然のものを選んで並べてあるとのことでした！
自然の形なんですがその岩もそこにあるために形付くられたような、しっかりとした調和感じることができます。
他にも庭や建物について色々と詳しい情報を教えて頂けます。

その後、茶室へと向かいます。
茶室の中には入れないですが、外から茶室の中を見ることができます。
中には重森三玲氏がプロデュースした、市松模様の襖と八角の照明があり、モダンなんですが違和感のないデザインを楽しめます。
市松模様の襖は波のようなデザインで外にある軒下の敷石も波のようなデザインがされていて素人がみても統一感を感じることができるとおもいます。

茶室の襖と照明

八角の照明

波のデザインの軒下の敷石

庭や茶室はもちろんですが江戸時代中期に建てれたという建物もすばらしく、日本建築と素晴らしさを感じることができました。
※古い書院は吉田神社の社家・鈴鹿家の元邸宅。茶室は重森三玲氏が移り住んでがら増設されたものだそうです。

また館主は庭はもちろん京都の色々なことについてとても詳しく、京都に来たら見るべき枯山水3選（次回ご紹介します）や建築が好きが一度は見たがるという大徳寺にある「孤篷庵」など素晴らしい情報を色々と教えてくださいました。
苔が美しいとされる12~2月時にまた訪れたいと思います！

Contents

1 重森三玲庭園美術館
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重森三玲庭園美術館

定休日：月曜日
営業時間：重森三玲庭園美術館は事前予約制となり時間も11時,14時となります。
・予約はこちらから

今回の曲は
Francis and the Lightsから2曲。
Chance the Rapperとの共演でも知られる「Francis and the Lights」。
今後も楽しみなアーティストです！

曲もMVも好きなこの曲。
Francis and the Lights – Like a Dream
Francis and the Lights(フランシス・アンド・ザ・ライツ)は、Francis Farewell Starlite(フランシス・フェアウェル・スターライト)率いるニューヨークのバンド。
カニエ先生の“Can’t Tell Me Nothing”のカバーが先生のブログで紹介されたことで注目を集めたようです。
さらにDrake(ドレイク)のKaraokeをプロデュースしたことでさらなる注目を集めました！